4−③ 国家基準点とは

2020年8月15日 オフ 投稿者: admin

測量というのは、土地及び土地の定着物などの地球上の諸点相互の関係位置を定める技術であるそうです。その測定結果によって、距離、角、方向、高さ、面積などを計算したりするそうです。地図の調整などをする作業も行われるそうです。
国若しくは公共団体が費用の全部若しくは一部を負担したり補助をして実施する土地の測量又はこれらの測量の結果を利用する土地の測量については、測量法に基づいて行うことになるそうです。(測量法1条)
国土調査法に基づく地籍調査や法務局が実施する地図作成作業ちうのは、測量法に基づいて実施されることになるそうです。
国内全域で統一した測量をするとなると、測量の基準を設ける必要があるかと思います。
その「基準点」というのは、あらかじめ経緯度原点から測量を行って座標を計算した位置に標識を設置するのですが、この標識が基準点と呼ばれるものだそうです。
この標識(基準点)からの相対的な測量だけで経緯度の座標が計算できるようになっているそうです。
国土交通省国土地理院が、基本測量の一環として、国内全域にわたる統一された座標系による測量、基準点の設置及びその維持管理を行っているそうです。
一般に、測量法4条で定める基本測量によって設置した基準点を「国家基準点」と呼ぶそうです。
国家基準点というのは、あらゆる測量の基礎となるものだそうです。
国家基準点は、一等三角点から四等三角点まであるそうです。それらはそれぞれほぼ等密度に設置されているそうです。そしてこれらの位置は経緯度と平面直角座標の両面で表示されるそうです。
公共基準点というのは、主に平面直角座標のみで表示されることが多いそうです。
国家基準点のうち、一等ないし三等三角点の大部分は明治頃の三角測量の方式で設置されたそうです。