地図の中の不思議

2022年10月5日 オフ 投稿者: admin

地図にはいろいろな謎があります。想像以上の謎たちがそこにはあり、子供心をくすぐられます。この文章では、その一例を紹介します。
それは、東京都目黒区下目黒にある、謎のカーブです。住宅街にあるそのカーブは、特に変わってはいませんが、周囲の道と合わない、不自然な形に見えます。
このような形になったのは何故なのか。
実は、謎のカーブは、目黒競馬場の跡地なのです。
目黒競馬場は1907年から1933年まで、謎のカーブがあるところにありました。しかし、そのあと、府中市に移転しました。そして名前を変え、現在は東京競馬場と呼ばれています。
つまり、目黒競馬場のカーブが、現在の道路の謎のカーブなのです。近辺に元競馬場という名のバス停があり、そこからも名残が感じられます。また、馬の銅像が設置されています。
また、毎年、東京競馬場で行われる目黒記念は、この目黒競馬場の名から来ています。地図から、そのようなことが読み解けるのです。地図には私達の知らない謎がまだまだたくさんあります。地図にはロマンが溢れているのです。