手描きでアクセスマップを作る

2020年10月6日 オフ 投稿者: admin

パソコンでデザインをするというのは、普段からやっている方でないとなかなかハードルが高いものです。
初めてアクセスマップを作成する方であれば、手描きで作ってみるというのはいかがでしょうか。

まずは、最寄り駅などルートの起点となる出発地点から、目的となる場所までの道筋にある道路と、どこを通るかというルートを、“下描き”として描き出します。
道路が交差する場所や曲がっている場所、距離の比率などをなるべく保ちつつ、簡略化することで地図が分かりやすくなります。
もし道筋をうろ覚えのようならば、実際にその場所を歩いたり、国土地理院発行の地図や、ネット上で無料で見られるマップなどを参考にしながら描いてみるとよいでしょう。

下描きとなる道路やルートが描けたら、次は目印となる道中の施設や店などを描き込んでいきます。
ルート上で道を曲がる場合は、道の角に目印となる建物を描くことで、どこでどの方向に曲がるかというのが分かりやすくなります。
なおアクセスマップを描く場合、描き込み過ぎると見づらくなってしまいます。
使う色の数は多くても3色までに留めたり、無くてもよい目印はあえて描きこまないというのも見やすくするポイントです。

ざっと下描きができたら、それを参考にしながらアクセスマップの仕上げ描きをしていきます。
普段絵を描いたり製図をしたりしない方であっても、定規などを使って線を引いたり、文字を丁寧に書いたりすることで、アクセスマップの完成度をあげることができるでしょう。

完成したアクセスマップはそのまま使う他にも、印刷物に載せる場合は原稿に貼り付けて印刷やコピーを行ったり、スキャナーでパソコンに取り込んで書類に載せたりというような使い方も可能となっています。